信じることがすべて

忘れられない思い出を君がくれたよ

幸せになってほしい話。

3月31日。

ついに来てしまった、っていう気持ちと、やっと来た、っていう気持ちが入り混じってる。複雑。

 

改めて、今日は私の担当の安井謙太郎くんが、ジャニーズ事務所を退所する日です。ジャニーズ事務所所属のアイドルとして最後の日。そして私も、ジャニーズ事務所所属の安井謙太郎くんのファンを卒業します。自動的にね!

 

安井くんは、ジャニーズであることを誇りに思っているような人です。「頑張ってないね、アイドルだから」なんてことを言う人です。自分がジャニーズのアイドルであることへのプライドというか、そういう意識を強く持っていることを事あるごとにこちら側に見せてくれていたような気がする。

安井くんが言う、全然言えてない「じゃにーじゅじゅにあ(ジャニーズJr.)」が好きだった。Jr.の先頭切って話す機会が多かった分、ラジオで毎週言っていた分、ちょっぴり言いにくいジャニーズJr.も言い慣れるはずなのに。そんなところもだいすきだし最後はバシッと決めるかっこいいところ、心底惚れちゃう。

安井くんと仲良しのジャニーズの仲間との話を聞くのが好きだった。先輩やら後輩やらいろんな人から慕われて頼られて好かれる安井くん。話を聞くたびに愛されてる人だなぁって思ってたよ。

MCのときに、メンバーの顔をにこにこ見ながら話を聞いている姿が好きだった。この人今日話してないなって私が思っていたところで、その人に話を振って話題を引き出したときはさすがに圧倒された。

私が一瞬にして引き込まれた歌とダンスが好きだった。自分の魅せ方がわかっているから、パフォーマンスがすごく上手だと思う。優しい歌声と遠くから見ていても彼だとわかる『らしい』踊りは、見ていていつも好きだと実感する瞬間だった。

自分のファンに聞きたいことは?の質問に、幸せ?って答える彼が好きだった。すごくすごくファン思いで、コンサートでは立ち位置に周りよりちょっぴり遅れるくらい、ひとりひとりに丁寧にファンサービスする姿を何度も見た。立ち位置ギリギリやんけー!(笑)っていつも笑い飛ばしてたけど、そんな優しいところが大好きだよ。幸せに決まってるじゃない。

 

弱冠二十歳の私の短い人生で唯一誇れることは、安井謙太郎という人の素敵さに気づけたこと、見つけることができたことだと思う。自分たちは原動力であって全てではない、と言う安井くんのことだから、こんなこと言ったら怒られるんだろうなぁ。でもね、安井くんは私の光であり、憧れであることは今までもこれからも間違いないの。

そして、安井くんは本当に自慢の担当だった。いつだってアイドルな安井謙太郎として、にこにこしながらステージに立ち続けてくれた。何かあっても、何もないよと言うようなきらきらした笑顔で、辛いそぶりも一切見せず。そしてジャニーズを辞めるまで、発表から4ヶ月も猶予をくれた。私はこの期間を猶予だと思ってる。次のステージに彼を送り出すために、気持ちを整理させてくれた猶予期間。個人の仕事として彼が勝ち取ったラジオがあったからこその、許された4ヶ月。時間はかかったけれど、私は何とか、彼を送り出すことができそうかな。

最後の最後までひとり自分の仕事を全うする彼は、見ていて、いや聴いていて、正直辛く感じる時もあった。聴いてるときは笑えてたけど自虐みたいなこと言ったりしてたから、あとから考えてしんみりすることもあった。散々アイドルって言っといて自虐…って他担からしたらなるかもだけど、私はそういうラジオの生放送だからこそぽろっと出る彼の本音だったり、人間味がものすごく好きなんだよね(笑)

 

デビュー組の担当をしていたときも楽しかったけれど、ジャニーズJr.は貪欲で、がつがつしていて。見ていてすごく刺激的だった。デビュー組が貪欲じゃなくてがつがつしてないって意味じゃないんだけどね。毎日が充実していて、デビュー組ではある程度当たり前のように感じていた小さな発表も、すごく大きなことに感じられて、その度に大きな声で叫んだりしたしすごく嬉しかったしめちゃくちゃハッピーだったな。そういう思いをさせてくれたのも安井くんが始まりだったし、安井くんがいなきゃこんな感動も味わえなかっただろうなってこともたくさんたくさんある。

由緒正しい数々の劇場に足繁く通うことはなかったと思う。これは本当に良い経験になった、普通の学生してたらあんなとこ行くことないもん。狭いスタンディングの会場でもみくちゃになることもなかったと思う。数枚の当日券に並ぶことも、ふと思い立って遠征することもなかっただろうな。

何気なく少クラを見たあの日、彼の出演作品を朝から晩まで見漁ったあの日、初めて生で彼を見たあの日、自分の名前が印字されたチケットで会いに行ったあの日、初めてファンサをもらったあの日、高倍率の公演に当たって震えたあの日、弾丸遠征したあの日、コンサートで号泣したあの日、席が良くてチケットを見て叫んだあの日、広い会場を見渡しながら「夢見ていこうぜ!」と彼が叫んだあの日。

ジャニーズでいる間に彼がくれた数え切れないほどの思い出は、いつまでも私の宝物です。最後の最後まで、自慢の担当でいてくれてありがとう。安井謙太郎というアイドルに出会えて、好きになれて、本当によかった。

 

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どうか、あなたがこれからもずーっと、幸せでありますように。

 

たくさんの愛と感謝を込めて