信じることがすべて

忘れられない思い出を君がくれたよ

ここ数日の話。

春に自担が退所することが発表されてから数日。

 

何が辛いのか、何が悲しいのか、流れてくる涙は何の涙なのか、全然わからないけど泣きじゃくる日々が続いています。

 

11月30日。

「授業出てても寝るだけだしなぁ。映画館行ってニート観よ」と思い(おい)、授業時間残り30分のところで大教室を抜け出して映画館に駆け込み、ニートニートニートを観ていました。6回目のニートだったかな。

終わってからTwitterを開いた。フォロワーのツイートを見たら、なんだかみんな様子がおかしくて。手が無意識にジャニーズジュニア情報局のログイン画面を開いてた。無意識に、というよりかは反射的にかなぁ。目に飛び込んできたのが『ジャニーズJr.内ユニット「Love-tune」に関するお知らせ』。

ページを開くととんでもない状態で、パニックになって動悸がした。同じ回のニートを観ていたらぶ担であろう人たちも、私のように携帯片手にその場に立ち尽くしていたり、誰かに半泣きで電話していたり、2人で手を繋いでいまにも崩れ落ちそうな人たちがいたり。なかなかカオスだった。

この半年間、公式から一切発せられなかった愛おしいその文字が、こんな形で発せられるなんて。こんな形でトレンド入りするなんて。

 

帰り道の電車で泣いては止まらなくなってしまうと思い、泣くのは我慢したけど。なぜか鼻水が止まらなかった。隣にいたお兄さん、長い間ずびずびしてすみませんでした。

こんな日に限って寒いのにめちゃくちゃ薄着だし、家の鍵は忘れて入れないし、鍵を忘れたと連絡しても連絡がつかない母だし。めちゃくちゃツイてないじゃん。泣きながらその場で美勇人担に電話した。何話したかもう覚えてないけど2人で電話越しで泣いてたのは覚えてる。

携帯を見ていなくて私の連絡にも気づいていないまま帰ってきた母は、20歳にもなる娘が玄関の前でおんおん泣きながら誰かと電話しているんだから、それはそれは驚いたと思う。「らぶが全員やめるって〜〜😭」と私は母に泣きついた。泣きながら言ってるからめちゃくちゃで何言ってるかわかんなかったと思うのに、さすが母親、「えぇ〜〜?!」と返事をしてくれて。ちゃんと聞き取ってくれてました。

家に入れたと思ったら、「何やねん。妹とっくに帰ってるがな。私の寒空の下の40分返せや。」という怒りもほどほどに、ソファに座り込んでまたおんおん泣いた。いくらでも泣ける。私はおんおん泣いていたけど、そんな状況でもお腹は空くもので、晩御飯の鍋をばくばく食べた。でもやっぱり食欲はあまりなかった。

いろんな人から心配の連絡がきてた。部外者が当事者に連絡を入れると当事者は怒り狂うって話、今までよく聞いてきたけど、不思議と私はその連絡にあまり腹立つことがなくて。知らせを聞いてから時間が経っていたからかな。身近のオタクたちは皆、気を遣ってくれて敢えて遅い時間に連絡をくれた。私が学校の友達(not オタク)に普段からLove-tuneだの安井くんだの大騒ぎしてるもんだから、彼女たちもどうやらみんな私が死んでいると思っていたらしい。生きてるといえば生きてないし、生きてないといえば生きてるという状態だった。最近なかなか大変な思いをしていた岩橋担から、「眠れないだろうけど、明日もあるし何とかして寝るんだよ」と言われた。すでに目が腫れていて、明日への絶望感に浸りながらも何とか寝た。

 

12月1日。

起きても状況は変わってなかった。ちょっとだけ期待した。5人が退所した朝。

夜にはらじらーが待ってる。私が毎週死ぬほど楽しみにしているらじらーも、今週ばっかりはきてほしくない、聴きたくないとまで思った。

バイトに行ったら、先輩に泣き腫らした目を見てめちゃくちゃ驚かれた。後輩になぜか「私は春でジャニオタをやめる」などと口走っていた。普段から私が現場に行っていることをよく知っているバイト先の人たちは、私が事情を説明したその日はなんだか私への接し方が優しかったような気がした。気のせいかなぁ(笑)

帰ってきてから何を思ったのか、撮り溜めた少クラを再生するという自殺行為とも言える行為に及んだ。案の定大号泣した。何であんなに泣けたんだろうって考えたら、もうこれらの楽曲を歌う彼らは二度と見られないんだってことに気づいてしまったんだろうな。いつのを見てもキラキラしていてそのときのことを思い出して泣いた。

 

らじらーを聴いた。いままで何度聴いたかわからない「謙ちゃん!優斗の!らじらーサタデー!」のタイトルコールからもうすでにいつもと違った声。その時点でもうだめだった。泣きそうだった。まだ何も言ってないのに。

その後「昨日の発表」について安井くんは言及した。それを聴いてまたおんおん泣いた。

何て声で話をしてるの、「悲しい思いをさせてごめんなさい」だなんて、何で謝るの、「輝かせてくれてありがとう」だなんて、素敵な景色を、素敵な時間を過ごさせてもらったのは私たちの方なんだよ、こっちがありがとうなんだよ…

噛みしめるように彼が言った「Love-tune」。本人の口から聞いたのはいつぶりだったんだろう。本当に噛みしめるみたいに言ったのを聴いてますます涙止まらなくなったじゃん…

「皆さんの声は7人に届いてました」って、もうその一言でかなり救われたような気がした。この半年間のみんなの踏ん張りがちゃんと本人たちには伝わってた、無駄じゃなかったんだね。

その話が終わった後のゆとやすは、いつも通りなようで、いつも通りじゃなかった。でも彼らは「プロだから」この日のらじらーは、最後まで明るくやり遂げてくれた。

22時台のらじらー、この日はたまたま風磨が出ていた。聴けていないから何とも言えないんだけど、恐らく、自分の好きな曲を紹介するコーナーだったのかな。風磨は、名前こそ出さなかったものの安井くんについて触れてくれていた。風磨は、「相談がなかったのが寂しい」って言ってた。そりゃ寂しいよね、だって10年の仲だもん。でも安井くんも安井くんで、風磨には相談しにくかったんだろうなぁって思っちゃう。風磨はその後メール返せたかな…。

 

ラジオのレギュラーって本当に幸せなことだけど、こういうときは表立って口にしないといけないことが、聴いている側としては、担当としては、とても辛くて。あんな声聴きたくなかったし謝らせたくなかったし。ラジオに限らず、安井くんはいつだってファンが欲しい言葉をくれる人、そうやっていつしか期待をするようになってしまって、きっとプレッシャーなんかもその小さな体で抱えさせてしまっていたかな。いろんなものを背負いこませていなかったかな。こちらが謝りたかったしありがとうって言わせて欲しかった。

ゆとやすのらじらー。

何が辛いって、今年の安井くんの誕生日回の放送で「ずっと謙ちゃんとラジオをやりたい」と言った優斗の気持ちを考えたらもう、辛いなんてもんじゃない。私だってずっとずっと毎週土曜日の21:05から21:55はこの2人に捧げたかった。辛いなんてもんじゃない。でも優斗は「プロだから」きっと大好きな“謙ちゃん”との最後のらじらーまで明るくやってのけてくれるのかなって思っちゃう。まだ19歳の優斗にこんな期待しちゃうの許して欲しい。でもこの2年半で、優斗はこんな期待をさせてくれるくらい、めちゃくちゃ頼もしくかっこよくなった。担当でもないけどそんな風に思っちゃう。ゆとやす大好きなんだよ私。

 

Love-tuneの話。

私が安井担になったタイミングで結成されたLove-tune。私にとってLove-tuneは私のJr.担人生のすべてだった。かっこよくて、かわいくて、きらきらしていて、貪欲で、前向きで、パワフルで、歳はバラバラなのに仲が良くて、完璧なアイドルだった。らじらーの中で、本人たちの意向で退所の発表がされたことを安井くんが教えてくれた。うやむやにしたくないからって、最後の最後までこちら側のことを考えてくれるLove-tuneだった。

全員の今年の誕生日をジャニーズJr.でいる間にお祝いさせてくれたこと、ニートの公開日を全員がジャニーズJr.でいる間に迎えさせてくれたこと、たまたまかもしれないけどたまたまじゃないかもしれないね。

Love-tuneを好きになって後悔したことは、一度もない。メンバー全員退所になった今でも。私が胸を張って好きだと言えるユニットだった。正真正銘のアイドルだった。

こんなツイートしたけど、正直気持ちの整理なんてついてない。つくはずがない。今からでも戻ってきて欲しいと思うくらい大好き。

発表があってからみんながTwitterで「なんとなくそうだとは思ってたけど」って口を揃えて言ってるけど、正直言って、私は退所なんて1ミリも考えてなかった。だから本当に驚いたし知った瞬間は涙なんて出てこなかった。来年の春くらいにひょっこり7人で帰ってくるもんだとばっかり思ってたんだよ、ジャニーズ事務所で。そんな甘ったれたこと考えてたの私だけだったのかなって思って、あんまり口に出さなかったんだけど。だってLove-tuneに歌ってほしい曲も踊ってほしい曲ももう一度見たい曲も映像に残らなかったから見るチャンスがほしかった曲もたくさんあるんだもん。ひょっこり戻ってきてくれるって信じてた。そう思ってたのって私だけだったのかなぁ。

少クラを見て涙が出てきたのもきっと、ジャニーズのアイドルでいて欲しかったからなのかな。ジャニーズという巨大勢力の中でてっぺんを、天下を取って欲しかったのかもしれない。わかんないけど。(わからんのかい)

 

5人が退所した今、安井担として3月まで何ができるかなって考えたとき、公開している限りはニートを観に映画館に通うこと、らじらーを毎週聴いてメールを送ってタグつけて放送中にツイートすること。それくらいしか思いつかなかった。でもその「それくらい」を全うすることがジャニーズJr.の安井くんへの恩返しなのかなって思う。

 

やべえ、締め方がわかんない。わかんないけど、あと4ヶ月は安井担ができることに有り難さと幸せを感じてる。5人に対して、幸せになってくれってまだ言えない未練がましいオタクでごめん。だってLove-tuneという名前を背負って7人揃って幸せになって欲しかったんだもん。わがままでごめんけど。でも、最後の最後まで私の大好きだったLove-tuneらしさを感じられた。あんな発表異例だもん。異例って言われること自体がおかしいと思うんだけどね。

担当に想ってもらえる、こんな幸せな恵まれたオタクだったなんて今更気づいたよ、失って初めて気付くってこのことか。