信じることがすべて

忘れられない思い出を君がくれたよ

映画「ニート・ニート・ニート」公開に寄せて

2017年7月4日。

発表された日のことは今でも覚えてるなぁ。6月末の少クラ生放送に急に金髪で出てきたやすいくんにびっくりしていた頃だったかな。深夜に眠れなくてたまたまTwitterを見ていたら、目に飛び込んできたのがスポーツ紙の「安井謙太郎映画初主演」だった。

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信じられなくて、一瞬で目が冴えた。ホンキャのことを思い出したりしてて、いつかは主演で映画とかやってほしいな〜って思っていた矢先のことだったから、本当に驚いたし嬉しかった。いろんな人に主演映画!!!って言いふらしたし、トレンド入りもしていたのでそれを見て「安井くん主演おめでとう!」と連絡をくれる人もいて、ちょびっと泣きそうになったりもした。

 

そこからすぐに撮影が始まって、らじらーのある週末は東京にいたり、と北海道と東京を行き来していたみたいだけど。EX公演のときに、日に焼けてるなって思ったような気がする、肌が若干こんがりいい色してた(笑)

公演中のMCで美勇人と並んで「映画出ます!」って告知したり、A.B.C-Zのバックで出させてもらった公演のMCでも「ヒモ役やります!」って告知させてもらったり…あのときの表情もすっごく良かった気がするなぁ。

 

撮影がクランクアップしてから、Twitterの公式アカウントがしばらく息をしていなかったこと、久しぶりに動いたと思ったらド深夜にそこまで映画と関係なさそうなツイートのRT祭りをしていたこと、公開日の発表よりも予告編の映像・ポスターの解禁よりも主題歌の発表が先だったこと、ただただ頼りにしていた共演者のSNSでも「出せる情報が何もない」と言われてしまったこと…

思い返せば不安だったこと、心配だったこと、たっくさん出てくるんだけど、それもこれも今となってみれば全部いい思い出で。それがあったから、公開日、ポスター、予告編、前売り券の発表も、フライヤーが映画館に置かれた時だって飛び上がるほどに嬉しかったし、それはそれは泣くほど喜んだ。予告編を見て朝から布団の上で大号泣したもの。ずっとずっと待っていたものがやっと出てきてくれたんだ〜って、どこか不安に思っていた部分はあったから、ちゃんと公開するんだなって安心感からかな、気づいたらボロッボロに泣いてた(笑)

 

上映館だって、39館だったのが98館にまで増えた。

最初は本当に上映館が少なすぎてどうなることかと思った。映画を観るだけなのにチケット争奪戦になったりしない?って思うレベルで。私の住んでいる地域もたくさん映画館はあるのにまったく公開予定がなくて、こりゃいかんと思っていろんな劇場に問い合わせた。結局倍以上にまで増えたんだから本当にすごいなぁ。

 

発売の数日前に発表された前売り券情報も、12000枚限定発売って言うもんだから早起きして、すっぴんで電車に飛び乗って(笑)レジで前売り券と特典のポストカードを手にしたら、何だかもう、無事に手に入った安心感からなのか、感動からなのか、胸がいっぱいで何も言えなくて思わず涙ぐんでしまった。

最近はムビチケカードが多いけれど、昔の紙のチケットを買うのが夢で、特典のために朝から並ぶのも夢だった。レジのすぐ横にニートのでっかいポスターが貼られている劇場だった。フライヤーをもらいに行ったところと同じ劇場だったんだけど、その時よりも人目につきやすいところにポスターが移動してた。そのポスターと手に持っている前売り券を見てやっと、本当に公開されるんだって実感したような気がする。

 

前売り券も即日完売の劇場が多くて、買えなかった人もいることからネットで再販もしてくれた。舞台挨拶のチケットも先着で即完売。舞台挨拶の販売方法についてもツイートしてくれた公式さんは、一時はどうなることかと思ったけれど、いつのまにかファンの声に耳を傾けてくれるような、とても愛のある公式さんになってたな。

 

完成披露試写会の様子がネットニュースに上がって。みゅうたろうの最新のビジュアルを見たのはいつぶりだったんだろうか。ひるキュン!や5時に夢中に出てくれて、動いてるみゅうたろうを見れたのはいつぶりだったんだろう。「秋にはニートがあるから」っていうこれだけで乗り越えた半年間だったような気がする。

共演者のSNSにもかなり助けられたな。灯敦生ちゃんは特に、いつだってニートのことを気にかけてくれていて、すごく寄り添ってくれていた気がする。特に不安でいっぱいだったこの半年間だったけど、本当に有り難かったなぁ…。

 

雑誌だって、こんっなにたくさん出てくれた。

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おかげさまで私の雑誌タワーはとんでもない高さになってしまった。どうしよう。(笑)

 

クランク・インする前は美勇人がいてくれることが心強かったり、どこか安心感みたいなものはありました

美勇人が(演技が)うまく行った時はすごいなと思いつつめちゃくちゃ悔しいと思ったんです。

美勇人がいたことで自分を鼓舞できたんだと思います。

レンチに対しキノブーが憧れる気持ちは、僕森田が安井に持つ気持ちに重なりました。(spoon.より)

 

なんかめっちゃくちゃみゅうたろうだなって、すごく胸が熱くなった。ただのオタクの身だけれど、やすいくんが美勇人に対して悔しいと思ったってこうやって言ってくれたのが、いい意味で嬉しかったし、美勇人がやすいくんに対してこうやって思うってことを言ってくれたのも嬉しい。

 

あんまり実感がないままというか、自然体でできた気がします

 

と言うやすいくん。でも、美勇人や山本くんは

 

安井くんが一番スタッフさんに話しかけたりして場の雰囲気を良くしてくれてた

ザテレビジョンより)

 

と言ってくれて。本人は座長らしいことはできてないって言ってたのに、そうやって普段やっていたことが活きていたのかなぁ。監督からも「またお仕事したいと思う俳優さんでした」(日本映画naviより)ってこんなにはっきり監督さんから言ってもらえることって早々ないと思うから、それはもうやすいくんの人柄もあってのことなのかなってちょっぴり誇らしくなる。

 

主演て、本当に本当にすごいこと。ポスターの名前が誰よりも大きくて、Johnny's netにも「安井謙太郎(主演)」の文字だってある。この(主演)を見るたびにぐっときてしまうし、すごく誇らしくなる。エンドロールでいちばんに流れてくる彼の名前を想像しただけで涙が出そう。

 

発表されてから1年と4ヶ月。

早かったことは早かったけれど、首が伸びきってしまうほど待ちくたびれた!(笑)ずっとずっと楽しみにしていた公開日、11月23日(勤労感謝の日ね)

大好きな自担の初主演映画「ニートニートニート」大成功を祈っています!

 

たっくさんの人に愛される素敵な作品になりますように。